このコンサートは、史実に基づいて構成された物語を、映像と生演奏で再現するレクチュアコンサートです。仙台藩主伊達政宗の命を受けて旅立った支倉常長の波乱に満ちた旅の軌跡を追いながら、常長が各地で聴いたであろうその時代の音楽を生演奏で紹介しながら、仙台藩士支倉常長の類希なる人物像に迫ります。
独自の視点で歴史の裏側に切り込む音楽史学者晋皆川達夫氏と、環太平洋の視点から江戸時代を研究している東北大学教授平川新氏とのお話によって物語は深められ、仙台を代表する合唱団グリーン・ウッド・ハーモニーや、仙台フィルのメンバーによって、当時の音楽が生ぎ生きと演奏されます。常長縁の史跡、生地、没他の伝承の映像と共に紹介します。

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