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♪丸山泰雄チェロ・ライヴ!! 【仙台公演】
開催日時：2016年11月11日（金） 19:00
会 場：宮城野区文化センター パトナホール
料 金：全席指定 4,000円
～無伴奏チェロ作品の系譜～
バッハからコダーイそして21世紀へ
丸山泰雄が挑む！
チェロ1挺でこれほど深遠で雄大、幽玄な世界が描き出せるのか!!
カザルスにより再発見され、チェロの「旧約聖書」ともいわれるバッハの無伴奏組曲全６曲以降200年間目立った作品がなかったチェロのための無伴奏曲というジャンルに、革命的ともいえる作品を20世紀初等に書き上げたのがハンガリーの作曲家コダーイでした。
当時の常識をはるかに凌駕した超絶技巧のため初演後長らく演奏不可能とされたこの無伴奏チェロ・ソナタは60年代にやはりハンガリー出身の名チェリスト、シュタルケルの名録音により一躍注目され、世界中のチェリストがこぞって取り上げるようになります。
また同時期にブリテンの仲介により西側に知られるようになったロストロポーヴィチの圧倒的表現力、超人的技術に創作意欲を刺激された数多くの作曲家が彼のために無伴奏作品を含む160曲以上のチェロ作品を捧げ、ここにようやく「無伴奏チェロ作品群」という一つの完成されたジャンルが確立します。
今回の演奏会では上記のバッハとコダーイを中軸に、6ヵ国の作曲家による無伴奏チェロ作品を取り上げます、各国の民族的特徴や時代背景を濃厚に反映した各作品を俯瞰するこのコンサートは同時にカザルス、カサド、シュタルケル、ロストロポーヴィチ等、チェロ演奏の水準を飛躍的に高めた巨匠たちへのオマージュでもあるのです。
＜プログラム＞
バッハ;無伴奏チェロ組曲第1番ト長調BWV1007
ブリテン無伴奏チェロ組曲第1番Op.72
カサド;無伴奏チェロ組曲
石黒晶;無伴奏チェロのための弦歌三章
コダーイ;無伴奏チェロ・ソナタOp.8
ソッリマ;無伴奏チェロのためのコンチェルト・ロトンド
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