◆マルティヌー:調理場のレヴュー

結婚を誓い合ったなべとなべぶた｡しかし､そこに泡だて器が横恋慕!さらにそこにひそかに想いを寄せていたふきんやほうきが加わってすったもんだの大騒ぎ!マーチ､タンゴにチャールストン調理場のお道具たちが踊り踊る!さて､その結末は…？

◆ストラヴィンスキー:兵土のものがたり

ある兵士が休暇で故郷の村に帰る途中､村に住む婚約者を思いながら道で休んでいると老人が現れる｡老人の姿をした悪魔は自分が持っている本とヴァイオリンとを交換しようと言う｡その本には未来の先物取引が書かれているとか｡兵士は本と交換するのと引き換えに､老人の家へ行き､ヴァイオリンを教えることに｡３目後､兵士は故郷へ戻ったが､村の人間たちは兵土を驚いた顔で見つめる｡そして婚約者は別の男と結婚しているではないか!老人と過ごした3日は､3年間だった！絶望した兵士は村を離れ､悪魔からもらった未来のわかる本を使い商売を始めて大成功｡億万長者になる｡しかし､心は満たされない｡虚しさを感じた兵士は全てを捨てて旅に出る｡いくつもの国を放浪したどり着いたとある国で､眠れず､食べられず､しゃべることができない病にかかっている王女と出会う｡しかし､そこで再び悪魔と遭遇｡力－ド勝負をし､悪魔が弱った隙に取り返したヴァイオリンで､王女のためにヴァイオリンを弾くが…｡ハッピーエンドか､バッドエンドか｡勝つのは兵士か､悪魔か。

 

＜出演＞

 パスカル・ヴェロ（指揮・ナレーション）、神谷未穂・西本幸弘（ヴァイオリン）、三宅進（チェロ）、助川龍（コントラバス）、ダヴィッド・ヤジンスキー（クラリネット）、水野一英（ファゴット）、菊池公佑（トロンボーン）、竹内将也（パーカッション）、ゲルティンガー祥子（ピアノ）、柳瀬省太（ヴィオラ）、 神代修（トランペット）

 

＜プログラム＞

ドビュッシー：弦楽四重奏曲

マルティヌー：調理場のレヴュー

ストラヴィンスキー:兵士の物語

 

※チケットは完売しました。

 

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