詩は音楽であり､音楽は詩であるという発想を基に街角から詩歌と音楽を発信する｢朗読サロン虹の街｣も､今年で3年目6回目になりました｡昨年大きな災害があり会の存続も危ぶまれたのですが､皆さんに支えられながら何とか乗り越えることができました。
　今回取り上げる小詩集｢沈黙の海｣(菊田郁朗著)は､あの惨状の中から人々の生きてきた証を探しながら､ひとつひとつの想いを紡ぎ32篇の詩集としてまとめたものです。(後に10篇追加)。一冊から300円を震災遺児に寄金していたのですが、40万円を超えるほどになり､皆さんの支援に感謝しております｡今回はその詩集の申から20数篇をご紹介したいと思います。
　また､ＴＢＣ東北放送アナウンサーの藤沢智子氏を招き｢あの日を忘れない｣というテーマでお話していただきます｡あの時､この大災害をどう受け止め､どのように報道したのか､被災地の状況はどうだったのか｡報道はどうあるべきか等々、ご自身の体験を通しながら､貴重なお話を聞く事が出来るのではないかと思います｡どうぞご期待ください。
　朗読と講演の間には､掛田瑞子さんのピアノ演奏や萩原里香さんのソプラノを楽しんでいただきます。
 

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